詩的な場所
- 模倣が不可能なほど人を引き付ける力を持ち、
- 流行ではなく、過去や未来につながり、
- 詩的な場所として識別され、
- 他の場所から区別されて浮かび上がると同時に、周囲の場所と融合し、
- そこに存在しなくては意味を失い、
- 望まれて、創られる場所であると定義している。
「詩的な場所」は人々のアイデンティティの象徴
人々が共同して活動する場として認識される。
多様な人々がそれぞれに目標を持って暮らし、それらの目標が束ねられて地域社会は形成されているが、「詩的な場所」を通して分野を越えた横の連携が地域に生まれると、自らが率先して取り組む気持ちを持つ人々が増え、地域に恊働と能率化がもたらされる。しかし、ある場所の詩情を発見する事や「詩的な場所」を再構築するには、繊細な感覚や感情移入の能力を有するDetlev Ipsenの提唱する「詩的な場所」について触れているのは、村山学のイプセン教授の日本語訳か、数本の論文しかまだないのではないだろうか?
参考図書
山間部地域における景域保全と「詩的な場所」飯田恭子
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