そうだね

私が地元にいた時に切実に必要だったのは
いろいろな生き方をしているオトナたちがいる場所だったと思う。

偏差値で選ぶ生き方なんて笑い飛ばしてくれるような、
それでいてたくさんの事を教えてくれるような、

そういう場所。


よくよく考えてみれば、親戚の料理店や旅館という場所は、ほんとうに時々、1年に一回ぐらい、ほんとうに面白そうな旅人達が来ることがあった。旅人たちはたいてい、ハンティングや釣りをしに来ていた。

昔は、「変な人、でも面白い人」だと思ってた。

そういう人はノマド的で、子供と大人の中間だったな。
趣味を生き方にしている人。

中学校のころから、私はなんとなくそういう場所からはなれていった。

いろいろなタイミングがあったんだと思うけど、あのときの変な人達の雰囲気はなんとなく安心できる感じだったなあ。
そういう人達は、遠い遠い親戚の延長線にいるような感じがする。

いまなら、
いくつになってもそういう場所、遠くにいても親しい人、必要なんじゃないだろうかって思う。

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