meeting for group exhibition

28日に札幌でイサムとお別れパーティーをした。

私は25日ぐらいに二人とも帰ってると思ってたのでメールしてみたらパーティのお誘いがあって、いそいそと鍋の材料の白菜を持って行って参加してきました。白菜がでかすぎて半玉しか消費できなかったのはご愛嬌。
マリさんはもうヨーロッパに着いてたらしく、ミュンヘンからメールの返信が来てました。
マリさんとはしばらくメールのやり取りが続きそうでワクワクしてます。イサムともマリさんともまた会おうと約束して別れた。
今回私はただのボランティアとして参加したので、対価以上のものを貰ってめでたしめでたし…というところ。
他の運営に携わっていたりなんだりする人達はもっと苦労やなんかも絶えない現場で大変だったようだけど…そんなこと言われてもしょうがない。

今回の冬はこれでいいのか?ってぐらいあっという間だったかも…。
雪が所々溶けて、地面からふきのとうが顔を出していてドキッとする。

そして次の日も残った白菜半玉で違うグループと鍋。


で、そしてその次の日は夏に向けてグループ展をやらないか?っていうことでこれまた違うメンバー6人が集まってミーティングしてきました。
人選は私個人で行っているので事務処理などの基本は自分が回す予定。

別の大学の人ともやってみたいと思って、2名呼んだのですが、初めての顔合わせの時点で持って来てもらっていたポートフォリオを見せ合って…
「●大と×大の雰囲気で分かれる可能性がある。カッコ悪い展示になるのでは?」
「雰囲気が合わない/わからないから、現時点で一緒にやると返事することはできない…」
と言われてしまい、残念ながらやや後退の模様…
じゃあこんど●大で内覧会をするので見に来てよという話で一旦解散。

●大の4人で、×大の2名がちょうど札幌で展覧会をしていると言うので展示作品を見に行って来た。

正直今回見た彼らのグループ展(ただの研究室展だから評価するにはどうかと思うけど)は、ただ作品を置いているだけで、自分の作風を伝えるには至ってシンプルだけどそれ以上でも以下でもない、という無難さだった。同じ大学の研究室だからまとまっていると思っているのだろうか。
素材や技法はバラバラで分断された空間。唯一先ほど議論を呈した人の作品は自分の空間をキープして、自分の世界、雰囲気作りをがんばっていたと思う。
そういうのを考えると、彼女はもう個展をやるほうが良い時期なんじゃないかと私は思う。そして実際去年会った時に彼女は個展をやっていた。
個展の作品を見たとき、数も出していて自分の空間を作る意思が強いので、個性の強いメンバーのなかでもやってくれそうだと思って一緒にやらないか声をかけたんだよなあ。

打ち合わせに来てもらってた他の人に言われたのは、つまり
彼女は、お互いが良い作品展示をすることが目的
私の方は、お互いが良い影響を受けるということが目的
で、どっちも大事だけどどっちも違う事言っててかみ合ってなかったんじゃない?
ということを後から解説される。
こればっかりは向こうの気持ち次第だからどうにもならないということで、同級生との帰り道での話も落ち着く。


このグループ展に誘った人員は、はっきり言ってバラバラなセンスを持ってると思う。
でも下地は同じ、だと私は思っている。同世代、同地域、同じような環境で同じよう美術の大学に通って同じように北海道を表現の場としている、そしてそれに何かしら不安や物足りなさを感じている。
だからこそ面白くなりそうな予感がするんだけど。
ちょっと楽観的すぎるんだな、自分。

反省。

ただ●●大サイドの人と帰りに食事したのだけど、みんな今回の話し合いで他大学と関われる面白さに気づいたみたいで、やや興奮していた。もし彼女が出品しないと決めたとしたら、すごく残念ではあるけれど、打ち合わせで彼女と話した経験は合って良かったんじゃないかと思う。

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