漆メモ

http://www.geocities.jp/hakodatereports/kakisima.htm
南茅部町の教育委員会は、2002年6月14日、垣ノ島B遺跡で出土したウルシ塗りの副葬品が、縄文時代早期前半の約9000年前のものであると発表しました。放射性炭素14による測定結果で、現在のところ世界でもっとも古いウルシと見られ、ウルシ文化の発生年代や発祥地、交易ルートなどを巡って新たな資料をもたらすことになりました。

http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/shimoyakebe/list/list02.html
東京都東村山市


下宅部遺跡からは、鮮やかな漆塗りの木製品や土器などが出土します。こうした漆製品ばかりではなく、製作過程を示す遺物が発見されました。
 まずは漆樹液を集めるための漆掻き作業が必要です。この痕跡をとどめる漆の木が河道
かどうの杭として発見されました。漆樹液の採取と貯蔵には破損した土器が、また集めた漆に混ぜ合わせる赤色顔料せきしょくがんりょうせきしょくがんりょうを、きめ細かく粉砕するための石皿いしざらいしざら磨石すりいしすりいしがそれぞれ出土しました。そして赤色顔料や赤漆を貯蔵した土器片どきへんどきへんや、パレットとした土器片どきへんどきへん、貝殻なども見つかり、縄文人の漆加工技術の高さが窺えます。
長野県・東條遺跡

 さらに漆は接着剤としても使われており、ひび割れや欠損を漆で補修した土器も出土しました。




http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2012&pub_month=3&pub_day=16&press_cd=81995DD2-FAEF-4C71-8DD8-1DC6FCE9A944
島根県埋蔵文化財調査センター 

平成24年3月16日
松江市西川津遺跡出土の漆(うるし)関連資料について-西日本最古のウルシの木と弥生時代の漆容器の発見


3.ウルシ原木の出土事例について

全国の出土事例:■東日本を中心に縄文時代の事例が 17 例

■弥生時代の事例は本例が 3 例目(長野県に 2 例)で、弥生時

代では最も古い事例となる。

■西日本(近畿以西)では、大分県の事例に続き 2 例目で、最

古の事例となる。)
② 県内の出土事例:古代の柱材として使用された事例が 1 例(出雲市九景川遺跡)





http://naganomaibun.or.jp/archives/1966
長野県



<現代>
漆器(しっき)-東北・関東地方
漆器(しっき)-中部地方
漆器(しっき)-近畿・中国四国・九州地方






ところで、こんな方もいらっしゃるのですね
http://www12.plala.or.jp/mahoroba/index.html
木地師 府川晃、北海道伊達市在住

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