小アジの時間

ご近所さんから小アジをもらった。
ここらへんの人はパチンコなぞに行かずに暇があると海まで釣りに行っているみたいです。いいことだ〜〜。


ワタを取り出し、腹の後ろにあるゼイゴという尖った鱗部分を削ぎ取る。
手が慣れてくると無心になれる。
心地いい時間。

ときどき外からやってくる人たちと出会うと、自分がどこか彼らとは遠い位置にある場所にいる気がする。
けれど、それはまったくの錯覚で、
やはりわたしも結局は彼らと同じ時間の流れの中に生きている。

誰も彼も休みなく泳いでるようで、
なんというか、
息苦しいような、
がんばれるような。


うむむ。

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