彫刻家は、その行為によって彫刻を包み込む。しかし、行為をやめたとき、つまり彫刻家の身体がもう道具ではなくなり、受動的で不活発で動きをとめるとき、彫刻の量感と行為とは定められ、周囲の世界が道具となる。

視覚を失った、閉じられた身体が、空間の中で認識される。
そして、彫刻となる。

-Giuseppe Penone『Giuseppe Penone : The Venis of Stone 』、豊田市美術館、p113

コメント