高校時代

知り合いの方が恩師に向けられた弔辞を個人のブログで公開されていた。それを読んで、じぶんも高校の先生の亡くなった時に、弔辞を読んだということを思い出した。

入学式にはその先生にニコニコと迎え入れられて、壇上で答辞を読んだ。クソみたいなつまらないカリキュラムしかない高校だった。それについて、大学に行けるような人間を育てんのか、生きる力を育てたいのか、どういう人間を育てたいんだよ!?と職員室でキレたことさえある。めんどくさい子供だった。バリバリに尖っていた。
しかし当時は油絵に憧れていて、中学美術の副読本に載っている小さな図版を見つめる日々だった。ほかにも、P・セザンヌの「リンゴとオレンジ」を訳もわからず模写しようとしたりしていた。個人的な絵画制作では、シュルレアリスムの特にマグリットやダリみたいなのを真似していた。いかにも高校生の絵だった。べつになんの才能もないような絵だった。とりあえず世間に対して不信していたし、心が尖っていた…。

それにもかかわらず、いまだに家庭科の先生とはご近所付き合いみたいな交流を培っている。感謝。

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