2020年日本地理学会秋季学術大会 口頭発表

思いがけぬご縁により2020年日本地理学会秋季学術大会に参加する予定になりました。

会員のみ参加可能なセッションですが、以下の題目で発表されます。

プロジェクトリーダーは東京理科大学長万部キャンパス講師の船引彩子さんです。


10/18

セッション1 15:30〜15:45

110 船引彩子(東京理科大)ほか「北海道南部,静狩湿原の地形とその歴史について」

https://www.ajg.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/timetable_2020_autumn_revised.pdf


船引彩子さん含めた自然科学系の3名の研究者の方が静狩湿原の地質、植生等の基礎データ収集をこの3年ほどしていたそうです。

今回のセッションテーマには人の生活史も関わるということで、最初は単なる役場の物好きインフォーマントだったんですが、最終的には共同執筆者として私も末席に加えていただいております。


そもそも、私の学部の卒業制作が長万部の戦後開拓のイメージを元にした作品なのでした。

http://muu.in/nakamuraemi/lyingspot.html

「開拓すれど、為尽くすこともできず、眼前にたちはだかる非情な自然と向き合い、それでもそこで生きることをやめなかった人々に共通する思いは、一体なんだったのか。」

この時書いたこの一文が、いまだ自分の人生の大きな問いとしてあります。


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