いま函館に向かっているという人と思いがけず四国の話をした。出発は苫小牧。小樽に地縁があるといって、若いころは運河でボート漕いでいたと。昭和40ぐらいの話かな。

去年、運河に鮭が遡上してきたらしい。
あそこはどぶ川のようなもんだった。そんなところでボートを漕いでいたんだからひどいもんだ。あそこはずっと石炭の積み出し港だったところ、ですよね。いや、そうなんだよ、若いのに詳しいね。おじさんと一緒に喜ぶ。

何を思い出したのか、萩(山口)の観光案内所では陶芸家が観光案内とゴミ拾いをしながら暮らしているという話を最後に聞く。驚いて、実は私も彫刻やっているんですと言うと、もっと話したそうに目がきらっと輝いたが、汽車乗り過ごしそうになって走って改札に向かっていった。

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